にきびのための洗顔ってちゃんとできてますか!?
スキンケアの第一歩は洗顔です。だからニキビにとっても一番のスキンケアは洗顔なんですね。 だからといって洗顔は回数を増やすと必要な皮脂まで落としてしまうので、肌が余計に皮脂を補おうと頑張ってしまい、 過剰に皮脂が分泌されてにきびができやすい肌になってしまうので要注意です。
にきびがあってもなくても洗顔は朝晩の2回で十分です。
洗顔において重要なのは回数以外にも洗顔料があります。肌に刺激を与える成分を使っていないか、洗浄力が強すぎないか
といったところも重要で、洗い終わった後に肌がキュキュとするようなものはダメだということです。
肌に優しい洗顔料を使って、皮脂を必要以上に落とさないようにしましょう。
1、ぬるま湯で顔を塗らす
→熱すぎるお湯は肌を乾燥させるので温度は36〜37℃に設定する
2、洗顔料を泡立てる
→泡のクッションを作るため泡立てる。
3、Tゾーンになじませる
→洗顔は皮脂が多い部分からはじめる
4、Uゾーンになじませる
→泡には肌にのせるだけで汚れを浮き上がらせる作用があるのでこする必要はないです。
5、目元・口元になじませる
→肌が弱い部分なので泡でつつむようにやさしく洗いましょう。
6、ていねいに洗い流す
→ぬるま湯で洗い流します。生え際は泡が残りやすいので注意しましょう。
1、しっとりタイプの洗顔料は油分が入っています
2、泡立てが少ないと肌をこすってしまいます
3、汚れが気になるところをこすって洗う
ニキビ用の洗顔石鹸なんかは結構ありますね。ピーリングができて古い角質が落とせると
いうものです。NON-Aというのが人気だったように思います。
ただ、当たり前ですが洗顔石鹸だけでニキビがよくなるなんてことはありません。皮脂や古い角質を落として
肌を保湿してターンオーバーを整えて、ビタミンCで皮脂分泌を抑える、という3ステップが最低でも必要だからです。
繰り返しますが、洗顔石鹸だけでニキビが治ることはまずないです。あくまで 洗顔は皮脂や汚れを落とすいう役割しかないからです。
■ 厚くなった角質をオフするピーリング
■ 皮脂の分泌を抑制するほかニキビにマルチに効果のあるビタミンC
■ 肌の乾燥ふせぎバリア機能を守るための保湿。
ニキビを治すには上にあげたようなスキンケアが必要ですから、洗顔はもとより、その後の化粧水で
保湿、美容液でビタミンC補給というステップがどうしても必要になるということです。
逆にいえば、こうした丁寧なスキンケアをしないとにきびはケアできないということです。
ニキビケア化粧品をみても、洗顔料・化粧水・美容液がセットになっているものがほとんどだと思います。
それはそうした理由があるからなんですね。根本的に治療するにはさらに体質改善(針治療・漢方など)が必要に
なってきます。
【コラム】知っておくと役立つ知識
しつこいようですが、スキンケアの基本は洗顔です。モコモコの泡で洗うのは、泡立ちが少ないと手で
ゴシゴシこすってしまうからです。あくまで泡がクッションになればいいので某洗顔石鹸のようにアホみたい
に泡立てる必要はありません。
また、泡を最初につけるのも頬からになりがちですが、これは間違っていて乾燥しがちなところに最初に
泡をつけてしまうと、洗顔が終わるまでの間に乾いてしまいますからTゾーンから泡をつけていくように
してください。しっかり汚れを落とせば化粧水もちゃんと肌に入ってくれます。結果保湿もきちんとできて、
にきびケアになるので洗顔はしっかり毎日洗いましょう。